top of page
検索
TSCスポーツ整骨院長崎

諫早市 肩関節脱臼で来院(長崎北陽台高校ラグビー部)

TSCスポーツ整骨院長崎の本田です。


ラグビーにおいて肩関節脱臼は致命的な外傷です。なぜなら高校生が一度脱臼してしまうと反復性脱臼に移行する確率が非常に高く、タックルにいくのが怖くなるからです。


ラグビー選手においてはここ最近、初回脱臼ですぐに手術をし再脱臼をし防ぐことが主流となっております。


長崎北陽台高校ラグビー部の亀井選手は高校3年生の途中までは大きなケガなくきていたのですが、最後の花園予選まで残り数か月になった東福岡戦にて肩を脱臼してしまいました。亀井はチームのために誰よりも体を張り続けていたので、肩を脱臼した時はとてもショックでした。


花園予選まで残り約4か月...私の中ではそのまま保存療法でいって、花園が終わったら手術と考えていましたが、亀井は再脱臼することを考えたら思いっきりタックルにいけない、出来れば手術したいという希望でした。


以前、私が専修大学ラグビー部のトレーナーをしていた時に大変お世話になったスポーツドクターは肩関節専門で、しかもラグビーに非常に詳しい先生でしたので、何十年かぶりに連絡を取らせて頂きご相談させて頂きました。


そのドクターからは「私が手術します。花園予選にも間に合います。」とのお返事。


嬉しすぎて鳥肌がたちました。本当にありがたい...感謝しきれませんでした。


それから無事に手術が終わり、リハビリがスタート。

2人で「復帰する時まで下半身をデカくしよう!」と目標を立てました。

はじめは肩を動かせないのでひたすら下半身のトレーニング。亀井はストイックに下半身を追い込み続けました。そこまでしなくいていいんじゃないと止めたくなるほどまで。


復帰するころにはお尻からももにかけてもの凄く大きくなり、力強さが増していました。


スポーツドクターの言う通り花園予選にも間に合い、パワーアップした下半身を武器にタックルされてもすぐには倒れないプレーをみせてくれ、花園本大会も大活躍しました。


そして高校日本代表にも選ばれ、素晴らしい形で高校生活を締めくくれたと思います。



私は亀井に感謝しています。

なぜなら亀井が手術の選択をしなければ、お世話になったスポーツドクターに連絡を取ることはありませんでした。現在そのドクターのお陰で私の周りで肩関節脱臼で悩んでいる多くのラグビー選手が救われています。これも亀井のお陰です。本当にありがとう。


茜風なら次のステージにいってもやれる!!慣れない環境で不安もあると思うけど、茜風の諦めない気持ちがあれば絶対にやれる!!長崎から応援しているぞ!


感謝。


閲覧数:225回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page